トップメッセージ

JALカーゴサービスはJALグループにおける国際貨物運送の基幹会社として、お客さまへの安全・高品質なサービスの提供、そして国際貨物運送のノウハウの蓄積と次世代への継承、“JALCARGO”の進化をリードする人財を育て輩出していくことをミッションとしています。JALグループの人財交流の仕組みの中で多くの経験豊富な当社社員がJAL本社貨物郵便本部へ出向し、貨物運送に止まらず幅広いフィールドで活躍しています。
経済の血液とも言われる物流の重要性は、コロナ禍を経て一層高まりました。各国の感染症対策が国境を越える人の動きに大きな影響を及ぼしている間も貨物の動きは止まることはなく、社員一人一人が「物流を止めない」を合言葉に、航空貨物のプロフェッショナルとしての責任感と、世界の物流を支えるとの気概で日々奮闘しています。世界ではさまざまな環境がますます速く、大きく変化し、マーケット内の競争も一層激しくなっています。そのような中で、一瞬のチャンスも逃さず挑戦し飛躍を目指す企業、そして日本にとって、JALならではの付加価値のある高品質な航空貨物輸送で貢献できるパートナーでありたい。それが私たちJALカーゴサービスの願いであり、使命であり、責任であると考えています。

2022年10月にJALカーゴサービスは創立40年を迎えました。40年間で社員数は12倍、年間売上高は実に60倍に成長しました。40年にわたり当社を支えてくださった皆さまのご恩に感謝しながら、私たちは新しい時代の中をスピードを上げて突き進んでいきます。
空港内貨物上屋を事業の拠点としつつ、マーケットの多様なニーズに応えるため、2019年4月に羽田空港に隣接する物流倉庫内にJCG羽田ディストリビューションセンターを開業。伸長著しいeコマース貨物需要などに対応しています。また2022年10月には成田空港内の当社最大拠点である日航貨物ビルにて医薬専用定温庫JAL MEDI PORTの供用を開始。供用開始時点において国内空港における医薬専用施設で最大の収容量と最新鋭の設備により、成田空港における医薬品輸送の品質向上に貢献するとして国内外の関係者さまより高い評価をいただいています。さらに2023年2月には成田空港隣接地へ移転した公設成田市場内にてJALCARGO成田市場保税蔵置場の供用を開始。地元成田市、千葉県をはじめ、国が力を入れて取り組んでいる国内の高品質な農水産品の輸出拡大などにも貢献していきたいと考えています。
私たちは変化を恐れず、怯まず、仲間と共に挑戦する社員とチームが航空貨物業界を牽引するという強い気概と覚悟を持って業務に励み、努力を重ねていき、近い将来に「世界一の貨物ハンドリング会社」と言われる会社になりたい。当社のミッション、価値観、事業に共感いただき、航空物流を通じてお客さま、社会に貢献したいと考えている皆さん。自分の仕事の先につながっているものを常に意識して、目の前の仕事に真剣に取り組み、世界につながる地道な努力を一歩一歩重ねていくことのできる皆さんに、是非とも私たちの仲間に加わってほしい。JALカーゴサービスの次の10年、さらにその先を担う皆さんとの出会いを、とても楽しみにしています。