Interview 04

メンバーの「こうしたい!」や
果敢なチャレンジに寄り添い、
自身の進化を実感できる組織に。

藤村 沙織

Saori Fujimura

輸出・郵便事業部輸出第2部
フライトグループ第2チーム
チーム長

2001年入社

1年目名古屋支店輸入貨物部に配属
7年目(株)JALカーゴセールスへ出向
10年目輸入・上屋事業部輸入部輸入トラフィックグループへ異動
14年目企画部企画・営業グループへ異動
17年目輸出・郵便事業部輸出第2部フライトグループ第2チームへ異動
20年目リーダー昇格
21年目チーム長登用
※所属部署・役職はインタビュー当時のものです。

Chapter

01

チームの総責任者として
国際貨物の確実な輸送に取り組む。

世の中の動きと密接にリンクしているのが、国際物流です。例えば、EMS(電気的に筋肉を刺激、収縮させる)技術を採用した健康器具が日本で注目されたとき、海外から届いたコンテナ内が、すべてその商品だったことがありました。海外から要人が来日されるときには、チャーター便に搭載する貨物の調整を手掛けることもあります。業務を通じて世界とのつながりを実感できるのは、この仕事の特長だと思います。現在の部署で担当しているのは、お預かりした貨物を航空輸送用コンテナなどに積み付け、航空機への搭載担当に引き渡す業務です。貨物一つ一つのサイズや形状、重量などを考慮してプランニングし、予定された貨物をすべて搭載し、航空機を定時に出発させられたときは、大きな達成感を味わうことができます。私は現在、チーム長として採算を含むチームのマネジメントを担当。メンバーが安心して働ける環境の整備をはじめ、荷捌きを行う上屋や事務所内の安全確保と業務効率化の推進、お客さまである外国航空会社各社さまと定時運航に向けた調整などに携わっています。チームの総責任者として、貨物の確実な輸送を実現する役割を担っていることに、大きなやりがいを感じています。

Chapter

02

課題に直面したときはお客さまに寄り添い、
一緒に解決への取り組みを実践。

これまでのキャリアで最も成長を感じたのは企画部在籍時、上司から「お客さまに寄り添う」という課題解決の姿勢を学んだことです。輸出業務では、貨物の詳細データを到着地の税関へ事前に送信します。その表記法が、ある国ではとても厳しく、「住所の折り返し箇所が違う」などの理由でペナルティ料金を課せられることが頻発していました。この状況を改善するようお客さまから依頼され、私が担当することになりました。お客さまも表記ルールについて手探り状態だったため、過去データの調査など、さまざま手を尽くして対応しました。しかし、なかなか状況は打開できず、直属の上司とグループ長にサポートしてもらうことになりました。二人の上司が取り組んだのは、お客さまへ「一緒に解決していきましょう」と提案することからでした。そこから税関も巻き込み、ルールを明確にして確実に対応できる体制を整えたのです。このときに私が感じたのは、「お客さまのことを第三者の立場から想って取り組む」だけでは不十分だということです。以来、課題に直面すると「お客さまに寄り添い、課題を一緒に解決する」ことを実践。課題が解決できるたび、確かな手ごたえを感じています。チームメンバーが課題を抱えたときにも同じ姿勢でメンバーに寄り添い、一緒に取り組むことで課題を解決しています。

Chapter

03

メンバーの熱い想いを後押しして
より多くの成長を目の当たりにしたい。

チーム長として喜びを感じるのは、チームメンバーの成長、仕事に対する意欲の高まりを目の当たりにできることです。あるメンバーは、経験したことのない事案への果敢なチャレンジを続けています。また、「次はこの仕事を習得したい!」と明言してステップアップに取り組んでいるメンバー、職場の課題を見つけ出して「みんなが働きやすくしたい」との想いで改善に着手するメンバーなど、頼もしいメンバーが数多くいます。当社の強みは、社員のやりたいことを仲間がサポートしてくれることです。以前、私が「やりたい!」と主張したときも、「やってみなさい!」と背中を押してくれる上司ばかりでした。私もメンバーの想いをしっかり受け止め、サポートしていきたいと考えています。また、私自身が今後に向けて進めたいと考えているのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応です。若手社員の多くはデジタル世代で、業務のデジタル対応による効率化、最適化に積極的な姿勢を見せています。DXに対する全社レベルのプランニングを加速させ、10年後、すべての社員が「より安心で働きやすい」と感じられる職場を実現したいと思っています。