Interview 01

何を、どう運ぶのか
想像力を働かせることが
「Good Job!」につながる。

森田 京子

Kyoko Morita

輸入・上屋事業部 輸入・上屋部
上屋計画グループ
カスタマーサービスチーム

2020年入社

1年目輸入・上屋事業部輸入・上屋部上屋計画グループ カスタマーサービスチームに配属
3年目羽田事業部運送部運送グループ第3チームへ異動
※所属部署・役職はインタビュー当時のものです。

Chapter

01

世界とつながる航空業界の魅力を
物流という観点から再発見。

幼い頃から、制服を着こなしてスマートに働く航空業界への憧れがありました。就職活動でも航空業界に関わる仕事がしたいという気持ちを持っていましたが、グランドスタッフやCAとして働く姿はイメージできませんでした。そんなとき、目にしたのが当社の求人票です。物流の観点から航空業界を意識したのは、このときが初めてでした。何も知らないことから逆に興味が膨らみ、業務内容を調べたり、内定していた先輩の話を聞き、業務を通じて世界情勢を身近に感じられること、社会を縁の下から支える役割を担っていることに魅力を感じ、当社を志望しました。入社後から担当しているのが、輸入貨物の搬出業務です。業務の内容は、輸入貨物の引き取りを予約されているお客さまのスケジュールを確認して、来社時間にあわせてお客さまの車両に貨物を積み込むトラックドックの使用を予約。同時に、トラックドックで実際の積込業務を担当するブランドパートナー社(協力会社)スタッフに貨物の情報を伝え、短時間で効率よく作業が進むように打ち合わせます。入社時はコロナ禍だったことから所属部門の1日あたり貨物取扱量は数百トンレベルでしたが、2022年の取扱量は文字通り桁違いに増加。仕事を通じて、世の中の変化を実感しています。

Chapter

02

大きな自信につながった
航空機エンジンの搬出プロジェクト。

搬出業務は、想像以上に多くの方々と接する仕事でした。来社されるお客さまは数多くいらっしゃいますし、トラック50台分以上あるトラックドックそれぞれで複数のブランドパートナー社スタッフが作業をしています。入社当初は皆さんの顔と名前が一致せず、業務も覚えることが多くて周りに迷惑ばかり掛けていました。その後、経験を積むことで業務をこなせるようになりましたが、中でも大きな自信につながった出来事が2年目の終わりにありました。貨物の引き取りにいらっしゃるお客さまと電話で打ち合わせをしていたとき、お客さまがつぶやいた「エンジン」というワードを私は聞き逃しませんでした。大型貨物や重量貨物を扱う場合は、特殊な重機を準備しておかないと対応できず、作業が滞ってしまいます。そこで貨物の内容を改めて確認したところ、航空機エンジンを搬出されることがわかったのです。急いでこの情報をブランドパートナー社に伝え、対応する重機とスタッフの増員を手配してもらった結果、スムーズに搬出作業を終えることができました。作業が完了後、お客さまから「ありがとう」と感謝され、ブランドパートナー社からも「森田さんに担当してもらってよかった」「Good Job!」「次も頼むよ」と声を掛けていただき、大きな達成感を感じました。こうした経験が増えてきたことで、少しずつですが自分の成長を感じています。

Chapter

03

次は輸出業務に携わり、
国際航空物流の全体像を把握したい。

入社して3年、異動を経験した同期も増えてきました。以前と関連した業務部門へ異動した人、まったく異なる業務部門へ異動した人、どちらもいますが、異口同音に聞くのが、「新しい知識とスキルが身に付いて楽しい」という言葉です。私も3年間輸入業務に関わったことから、次は輸出業務に取り組む部署へ異動したいという気持ちがあります。輸出業務を担当している同期との会話で印象に残っているのが、「お預かりした貨物を搭載する航空便は決定しているので、締切時刻までに、どのようにうまく機内スペースに貨物を積み付けるか。プランニングする面白みとやりがいもある」という言葉。貨物を積む航空機の存在を明確に意識しながら業務を進め、新しい知識とスキルが習得できる環境に興味を持ちました。この希望が叶えば、国際航空物流の全体像を理解することもできます。それが実現したら、次は企画部門へ異動し、国際航空物流全体を見据えた業務の効率化や新しい事業の企画など、新たなキャリアを積み上げていく。そんな未来像をイメージしています。